第142回元気LINE「嫌われた監督~落合博満は中日をどのように変えたのか~」

元気LINE

おはようございます!
10月4日月曜日 8時28分(ニャー)ねこたろう🐱の元気LINE142回目です
今回は、鈴木忠平さんの「嫌われた監督~落合博満は中日をどのように変えたのか~」です。

 

 

鈴木記者の渾身の傑作ノンフィクションです!
ドラゴンズファンはもちろん、野球をみない人でもリーダーとは?プロとは?を考えさせられる一冊です。500ページ近くありましたが、あっという間に読み終えました!

監督就任の開幕戦に移籍後1試合も投げていなかった川崎を指名したり、日本シリーズ完璧試合をしていた山井を最後交代したりなど物議をかもす采配でしたが、全て意味があり「嫌われ」てもやり抜く孤独な姿を作者の鈴木さんがしっかりルポにしています。
落合監督自らノックをするのですが、それが独特で平凡なゴロを淡々と打ち始めます。通常プロ野球のノックはパフォーマンス的な要素があり、しばらくすると追いつけない打球がきて、選手はそれにダイビングしてユニフォームを汚して終わるというのが予定調和らしいのですが、落合監督のノックは普通にとれるところに正確に飛んできます。ダイビングは禁止なので、延々と終わらず続いていきます。

このエピソードに象徴されるように、落合監督が求めたのは、日によって浮き沈みする感情的なプレーではなく、闘志や気迫という曖昧なものでもなく、いつどんな状況でも揺るがない技術でした。その事を「心は技術で補える。心が弱いのは、技術が足りないからだ」と心を理由に、その追求から逃げることを許しませんでした。

監督就任時に選手には「球団のため、監督のため、そんなことのために野球をやるな。自分のために野球をやれ。勝敗の責任は俺が取る。お前らは自分の仕事の責任をとれ」と言い、自分もそれを貫きました。
選手としても3度の三冠王、監督とてしも8年で4度の優勝と圧倒的な結果を出してきたものから見える「視座の高さ」、それゆえまわりから理解されない「孤独さ」を感じました。

理解されず認められないことも、怖れられ嫌われることも、生きる力にしてきた落合監督でしたが、最後退任の時の選手の涙や感謝の言葉から慕われていたというエピソードも満載で読みごたえのある一冊でした!

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2021年10月4日配信分より編集

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