おはようございます!
1月13日月曜日 8時28分(ニャー)ねこたろう(ฅ’ω’ฅ)の元気LINE313回目です。
今回は「〈銀の匙〉の国語授業」(橋本武)です。
神戸の灘校といえば、東大進学率30%の名門校ですが、橋本さんが赴任した1934年当時は無名の私立校で、格下と見られていました。それが1968年には、東大合格者数・率ともに日本一になりました。ところが、その急成長を「詰め込み教育の結果」と誤解されたこともあったそうです。実際はその逆でした。
橋本先生が1950年に始めた授業は、中学3年間をかけて「銀の匙」という150ページほどの小説をじっくり読み込む、驚くべき内容でした。この小説は中勘助の少年時代を描いたもので、夏目漱石も激賞した美しい日本語が特徴です。
橋本先生の授業のユニークな点は「とことん横道にそれる」ことでした。例えば、干支が出てきたら「十干十二支」を解説し、「正午」の「午」の由来から昔の時間の捉え方まで話が広がります。
それをオリジナルプリントにまとめ、生徒たちに配布していたそうです。夜な夜なガリ版刷り(やすり板の上に蠟紙を置いて、鉄筆でガリガリと字を切り出す。書くのではなく力を入れて切り出します…)で作成されたプリントには、先生の情熱が込められています。
このように、一見遠回りのような授業が生徒たちの国語力を鍛え、ひいては思考力や知識の深さを育みました。卒業生には東大総長、最高裁事務総長、そして現神奈川県知事の黒岩祐治さんなど、多彩な人材がいます。
橋本先生はこう語っています。
「遊び時間を増やすのが“ゆとり教育”ではありません。水準以上のことをやっているから、心にゆとりが持てるのです。」
この言葉に深くうなずかされました。水準以上のことをするからこそ、余裕が生まれる――これはどんな場面にも通じる考え方ですよね。僕自身も、この言葉を大切にしていきたいと思います。
デハデハよい1週間を!
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2025年1月13日配信分より編集
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