第253回元気LINE「中国の古典 韓非子」

元気LINE

おはようございます!
11月20日月曜日 8時28分(ニャー)ねこたろう(ฅ’ω’ฅ)の元気LINE253回目です。今回は「中国の古典 韓非子」(西川靖二)です。

漫画「キングダム」に韓非子が出たので買ってみました笑
韓非子は中国の戦国時代の韓の国の王族で、儒家の「性悪説」の荀子から教えを受けたと言われています。ただ韓非子は法家です。儒家は、家族の愛と道徳とを最も重視します。これを推し進めていき、国家のレベルに至ることができると考えます。法家は、愛や道徳を信じません。家族の愛は認めても、それを国家レベルに推し広めることなど不可能と考えます。

韓非子は吃音で、弁論が得意ではありませんでしたが、多くの著者を残しました。秦の始皇帝は韓非子の書を見て「この作者に会って話し合えるなら死んでもかまわない」と言い、なんとしても韓の国から韓非子を呼ぼうと考えました。その始皇帝が感動した1つの「孤憤篇」を紹介します。文字通り、韓非子の孤独と憤りがかかれてあります。
韓非子のような「法術の士(法の力によって君主の元で正しい政治を実現しようとする者)はすべての権力を君主に集中させることを考えました。

しかし現実の国家には、君主すら頭の上がらない権臣や重臣が居座っています。当然彼らからすれば法術の士は敵となり対立することになります。しかもそれら重臣は君主に気に入られていることが普通であり、仲間も多くいます。
ところが法術の士が君主に採用してもらおうとするときには、そのような親愛はありません。そのうえ、法の力で国や君主を正そうとするので、君主と対立していて、地位も低く仲間もいません。
そんな人物が寵愛されている重臣と争えば

①君主と疎遠
②重臣は君主に親しまれている
③法術の士は君主の気持ちに反する主張、重臣は君主の好き嫌いに合わせている
④法術の士は地位が低く、重臣は地位が高い
⑤重臣は仲間が多い

と、道理としては勝てないですよね…。しかも重臣はいつでも君主にあえますが、こちらは会える回数もまれであり、相当厳しい条件ですよね。
現代組織でもよくありますね…組織を改革する外部からきたコンサルみたいな…。居心地いい人にとっては敵になりますよね。他の思想の書と違い、まずは意見を通すのが大変なところから述べられているのが興味深かったです。
デハデハよい1週間を!^ ̳.  ̫ . ̳^

2023年11月20日配信分より編集

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