第113回元気LINE手塚治虫「ぼくのマンガ人生」

元気LINE

おはようございます!
3月15日月曜日 8時28分(ニャー)ねこたろう🐱の元気LINE113回目です。

今回は手塚治虫さんの「ぼくのマンガ人生」です。
38回目に「ブッダ」を紹介しましたが、今回は本人の講演記録を編集したものです!

 

子供の時は学校でいじめられていて、家に帰るたびに母から「堪忍なさい」と励まされてきたそうです。またお母さんはマンガを買って読んでくれたそうです。今から85年ほど前ですが、すごいですね!
このようにして、漫画にふれ小学生から漫画を描いていきます。そして、この漫画でうまく人間関係をつくり、いじめられることも少なくなったそうです。

そして大学に入り医者を目指しますが、病院でも漫画を描いていたそうです‥しかし限界はきて、医者か漫画家の選択を迫られ、ここでもお母さんに相談します。お母さんは「ほんとうに好きなのはどちら?」と問い、「マンガ」と答えると「あなたがそんなに好きなのなら、東京へ行って漫画家になりなさい」と言われ運命が決まります。

手塚作品のテーマは「生命の尊厳」です。病院での経験が影響を与えました。

代表的作品である火の鳥🦃は人間に「人間50年と長く生きるのに、そのうえに永遠の命をあなたは欲しいのですか。カゲロウは胃袋もなく、死ぬまでものを食べずわずかな寿命しか生きていない。その間に精一杯生きて死んでいく。」と言いますが、これは手塚さんの自問自答でもあります。

また、人間は自然の中で密接に関係を保ちながら地球が存在すること、人生というものの無限の価値、宇宙や大自然の中における人間の重大さなどを教育で教えた方がいいと述べています。

ブラックジャック👨‍⚕️では医者の葛藤をかいています。人口増加・食糧危機の中、命をながらえさせることは自然のなりゆきに反してないか?ということや、肉体だけでなく精神的な援助が必要なのでは?生き方も助けるという医者が増えてきてもいいのでは?と。

このように漫画一つ一つに作者の問いかけが描かれています。
死後30年たちますが、読み返しても考えさせられる本ばかりです。火の鳥そろえてみます🦃

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2021年3月15日配信分より編集

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